地磯での釣行で愛用しているアピアのアクティブパフォーマンスベストのインプレになります。
購入の経緯
磯釣りをするにあたってこのライフベストを選んだ一番の理由は、ベストを着用した状態で足元がよく見えることにあります。
多くのベストは収納力に優れるマチ付きの大きなポケットが付いてますが、その分ポケットの膨らみにより足元が見えにくくなります。
地磯は岩場のため足場が悪く、場合によっては滑りやすくもあります。
足元が見やすいこのベストであれば転倒や怪我のリスクが軽減できるのではないかと考えたのが主な購入動機です。
メリット
視界の広さ
1番のメリットはポケットが薄いことによる、足元の視界の広さにあります。
実際にこのベストを着て磯釣りに行くと、足を踏み出す先はもちろん、自分が立っている足元まで視界良好、足元の安全の確保は期待通り、いや、期待以上の使い心地と言えます。
ライフベストのみの恩恵とは言い切れませんが、購入後4ヶ月ほど、釣行回数は60日ほどになりますが、まだ一度も転倒していません。
また磯の移動で、低い場所から高い場所へ移動する際に、腿を胸に付くぐらい足を上げることがありますが、ポケットが薄い分、可動域が大きくなるので動きを妨げられるというようなことが少なく感じられます。
ロッドワークがしやすい
移動時だけでなく、釣りをする際にもポケットが薄いことによるメリットはあります。
青物釣りでロッドを脇に挟んでダイビングペンシルを操作する時や、ヒラスズキ釣りでミノーをジャークさせる時など、積極的なロッドワークが必要とされる時でも、ポケットの厚みがない分、グリップエンドがベストに干渉する可能性が抑えられるのでストレスを感じません。
耐久性が高い生地
コーデュラ生地のため非常に丈夫に出来ており、今のところ糸のほつれや生地のほころびは見当たりません。
ウエストベルトはもちろん、股ベルトも付いているので、万が一の落水の際にもすっぽ抜けを防げます。
少し細かい点になりますが、アクティブパフォーマンスベストのカラーバリエーションには、ブラックが2タイプとネイビーの合わせて3種類があります。
この内ネイビーを購入したのには理由があります。
ネイビーのみポケットのファスナーがホワイトになっているのが選択した理由です。夜間や朝マズメの暗い時間帯にファスナー部分が白いことによって視認性が高くなりファスナーの開閉の容易さに貢献します。
デメリット
デメリットを挙げるとすれば収納力になります。
ポケットの薄さは足元が見やすく動きやすい反面、収納力とトレードオフになります。ルアーケースはメイホウの3010NDMが左右に1つずつ入ります(※ディープタイプの3010NDDMは入りません)。
多くの場合、ポケットに収納するものはルアーケースだけではないでしょうから、実質片方のポケットに3010NDMを、もう片方のポケットに他のアクセサリーを収納することになると思います。
ルアーケースが1つというのはビッグプラグを使用する場合はかなり数が限定されてしまいます。ヒラスズキ釣りであればルアーケース1つで充分ですが、青物釣りの場合に190サイズ以上のラピードなどのダイビングペンシルやダックダイブなどのポッパーを使用する場合は、より深いサイズの3010NDDMの収納が欠かせません。
このデメリットを補うべく、ルアーケースを収納するオプションとなるバッグを探していたのですが、カルティバ の「機動バッグ2」がジャストフィットでした。3010NDDMを機動バッグ2に収納してベストのベルトにぶら下げられます。
使用例
どの程度の収納力があるかイメージ出来るよう、僕の使用例を挙げておきます。
- 向かって右側のポケット
- 向かって左側のポケット
- メタルジグが入る程度の小型ケース
- メジャー
- 魚を締めるためのナイフ
- ストリンガー
- 替えのリーダー
- ウエストベルト付近の左右のD菅
- 背中のD管
- フィッシュグリップはボガグリップ
上記写真は参考までに3010NDDMを収納しようと無理矢理押し込んで見ましたが、写真のようにファスナーが閉じない、生地が引っ張られ傷めてしまいそうです。
今でも十分満足していますが、これが収納できるようになれば何も不満はありません。
※追記 収納力をアップする
アクティブパフォーマンスベストの収納力を上げるために、カルティバの機動バッグ2を一緒に使うことをおすすめします。これによって3010NDDMの収納が解決しました。ラピードやダックダイブの190などビッグプラグの収納も楽になり、アクティブパフォーマンスベストに死角がなくなりました。
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