伊豆の地磯からエギングでアオリイカがキロアップを含め2杯釣れた。
釣行データ
- 2022年1月28日
- 晴れ、若潮
- 気温: 6度
- 風速: 北東5.2m
- 波高: 0.9m
今年の冬は例年より寒い気がする。年明けから気温も水温も低く、磯際にはベイトの姿は見られず、ヒラスズキも釣れていない。
ところが今週に入って黒潮の影響で水温が上がっているようでベイトの姿もチラホラ見られるようになって来た。
あまりいい思いをした覚えがない若潮ではあるが、ベイトが入っていればヒラスズキも期待出来るだろう。
少し早めにポイントへ入って暗い時間は場所取りがてらアオリイカを、朝マズメからはヒラスズキを狙うことにした。
幸い磯は貸し切りなので、ありがたく昨年末にランカーヒラスズキを釣ったポイントへと入る。
まだ日の出前の暗い時間帯なので、一旦ヒラスズキタックルは脇に置いておき、エギングタックルを手に取る。
エギは先日間違えて買ったデュエルの「EZ-Q キャスト喰わせ」。これは前からよくアオリイカを釣っていた「EZ-Q キャストプラス」と勘違いして買ったもの。飛距離は心許ないものの、返って警戒心の強い親イカには良いかも知れない。
本来買おうとしていたのはこちら。
アオリイカの実績がある流れがあるポイントへとフルキャスト。50カウント程度で着底し、そこから2-3回シャク上げ再度着底を繰り返す。
シャクリ上げながらドラグを調整して程よいところを見つける。エギングはそれほどしないのでドラグ調整が覚束ない。
反応がないので少しずつキャストポイントを変えつつ、攻めるレンジはボトムをキープ。アタリは無いもののキャスト方向とピックアップポイントが大きくズレており潮が流れていることがよくわかる。こんな日は期待出来る。
それでも反応がなく、今朝はアオリイカの海遊はないのかなと思ったが、ダメ元で試しにレンジを上げてみることにした。
着水から20カウントにレンジを変えて2-3回シャクリ上げる。するとこれまでの状況が嘘のようにいきなりヒットして来た。
今日は若潮で月の光量も少なくアオリイカが浮いているとは思えないのだが、一般論を鵜呑みにすることの危うさを認識させられる。
アオリイカらしいジェット噴射は感じないがやたらと重い。良型と判断しドラグを締めつつも身切れを防ぐために慎重にファイト。と言ってもただ巻くだけなのだが。
足元まで寄せて来たが重いのか浮いて来ない。抜き上げ出来るサイズではないので強めの波が来たところでずり上げでランディング成功。ずり上げのランディングはヒラスズキで慣れているのですんなり上げることが出来た。
予想していたよりも遥かに大きいサイズ。今まで釣ったアオリイカと比べてもダントツに大きく、そして何より美味しそう。
2022年最初の獲物はヒラスズキではなく良型アオリイカになった。
撮影を済ませると、まだ釣れるはずだと同じポイントへキャストしさっきと同じことを繰り返すと一投目で再度アタリが来た。サイズがダウンしているので一気に巻いて寄せて抜き上げる。それでも十分良型。
アオリイカはまだまだ釣れそうな気がするが、ヒラスズキに良い時間帯になってきたのでタックルを持ち替えヒラスズキを狙う。
過去の実績ポイントを丁寧に撃って行くがヒラスズキは釣れない。居ないのかと思ったらベイトを食べに1匹のヒラスズキが水面から顔を出して再び水中へと消えて行った。「なんだいるじゃないか。」と喰わせられない自分のスキル不足を目の当たりして悔しさ半分、ヒラスズキの接岸を確認出来て嬉しさ半分。
ルアーを見切られているということなので、もう少し早い時間からヒラスズキにチェンジした方が良かったのかも知れない。
タックルデータ
コメント