磯でヒラスズキを狙うための装備2024年版

タックル
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磯ヒラを始めて3年半ほど、使用する装備が消耗により入れ替わっているので、改めて磯でヒラスズキを釣るために必要な装備について、安全性と機能性を中心に、実際に僕が使用しているアイテムをご紹介します。

本記事で紹介するのは主に服装になります。ヒラスズキ用のタックルについてはこちら

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一年を通して必要な装備

一年を通して必要となる装備は、ライフジャケットとスパイクシューズです。この2点は安全上欠かせません。

ライフジャケット

ライフジャケットは浮力体が入っているタイプを選んでください。破れやすい膨張式のタイプは磯では役に立ちません。

手持ちのライフジャケットがあれば新たに購入する必要はありませんが、出来ればフロントポケットが薄いタイプ、もしくはフロントポケットが無いタイプがおすすめです。

磯釣りを始めてみるとわかりますが、磯釣りは危険と隣合わせです。

磯は濡れた岩や海藻など滑り易い場所が多くあります。僕も何度か派手に転んでヒラスズキロッドを2回折った経験があります。タックルの破損は買い直せば済みますが、磯での怪我は帰宅困難になるなど、場合によっては命取りになります。足元の視界が確保されているライフジャケットを選ぶことにより、転ぶリスクを減らすことが可能だと考えています。

おすすめはラグゼのスペクトラ ロックトレックPFD(以下ロックトレック)、アピアのガネットプラスです。ガネットプラスはフロントポケットにルアーケースが入ります。ロックトレックはルアーケースが入るポケットがないため、別途ウエストバッグやリュックが必要になります。

僕はロックトレックにマリアのウェストバッグを合わせて使用しています。

ロックトレックは僕も愛用しているので、改めて別記事でインプレをいずれ ご紹介しようと思います。

スパイクシューズ

スパイクシューズの種類は大きく分けて2つ、ラバーソールにピンが打ち込まれたスパイクシューズと、フェルトのソールにピンが打ち込まれたフェルトスパイクがあります。

地磯におすすめなのはスパイクシューズです。

ウェブや書籍等でフェルトスパイクが万能という説明を見かけることがありますが、確かに磯に立ってしまえばフェルトスパイクの方が万能かも知れませんが、磯までの道中は多くの場合は山道を通ります。その山道でフェルトに土が詰まってしまうと、磯の岩の上では滑り易くなりグリップが効かず非常に危険です。

沖磯であればそのような心配はありませんが、地磯であればスパイクシューズを選んでおいた方が安全な場合が多いというのが経験上のアドバイスです。

おすすめはマズメのスパイクシューズです。

スパイクシューズの寿命は、主にスパイクピンの減り、生地の破損、縫い糸のほつれが挙げられますが、マズメはスパイクピンにタングステンを使用しており、他の多くのスパイクシューズが使用しているステンレスピンと比べると圧倒的に摩耗しません。

本記事執筆時点で二台目のシューズが購入後2年と1か月経過しており、その間週に3-4日釣りに行っていますが、スパイクピンの摩耗よりは踏み込みによるソールへの埋没の方が気になります。

その他多少の記事の傷みはありますが、もうワンシーズン程度は使えそうです。

マズメに限らずスパイクシューズの靴紐は解け易いです。靴紐が解けた状態で磯を歩くのは、場合によっては落水など、大変な危険を伴いますので解けないタイプの紐へ交換して使用しています。

スパイクシューズの中は防水靴下をおすすめします。僕が使用しているのはデックスシェルのウルトラシンというモデルで、生地の厚みはありますが、夏の使用でも快適で冬は寒さが和らぎます。

防水靴下と言っても使用状況により浸水してきますが、普通の靴下を履くよりはずっと快適に釣りが出来ます。

ヘッドライト

磯でのヒラスズキ釣りは他の釣りと同様、やはり朝マズメがおすすめです。

朝マズメの一番良い時間に釣りをしようと考えると、暗い時間にポイントに入ることが多くなります。その場合はヘッドライトがないとポイントまでたどり着くのも困難ですし、タックルの準備もままなりません。

水面をライトで照らし魚を驚かせないよう赤色灯のモードがあるタイプを使用する必要があります。

上記を踏まえ、好みのヘッドライトを使えば良いですが、ブラックダイヤモンドのスポット400を使用しています。シンプルなヘッドバンドタイプで防水性が高く使用後は水洗い出来るのでメンテナンスも容易でおすすめです。

ランディングツール

磯でのヒラスズキでは、基本的には波の力を利用したずり上げでランディングを行ないます。その後フィッシュグリップで挟み安全な場所へ移動してプライヤーでフックを外しています。

ランディングツールのおすすめは、ボガグリップとステンボーンプライヤーです。

ボガグリップ、ステンボーンプライヤー共に頑丈に出来ており、磯で使用する道具として非常に満足度が高いです。

どちらも少々値段が張りますが、一度買えば一生使えるほど頑丈なので、他の商品を何回も買い替えるよりお得だと思います。またどちらも使い慣れ(ノールックで使えるようになる)がある商品のため、同じ商品を使い続けられるメリットは大きいです。

愛用しているボガグリップのインプレはこちら。

ステンボーンプライヤーのインプレはこちら

個人的な意見になりますが、磯ヒラのランディングには安全の観点からネット(タモ)を使用しません。荒波が打ち寄せる中でタモ入れをした結果、磯際にネットが引っかかる恐れがあり返って危険な場合があると考えてのことです。

その他の装備

その他場所によって頭部保護のため、ヘルメットを被ることがあります。

転倒した時の保護だけでなく、根掛かりを外したルアーが自分に向かって飛んで来ること等もあるため、極力身体の露出は避けた方が無難です。ヘルメットでなくてもキャップを被ることはおすすめします。

春から秋の磯ヒラ装備

春から秋の気温・水温ともに高い時期は、トップスはラッシュガード、ボトムスは水切れの良いレギンスに水着を重ねて着用しています。まるで泳ぐような格好ですが、泳ぐことは想定してはいませんし、安全のために泳ぐ以前に波を被ることは避けるべきと考えています。汗をかいたり潮を被っても渇きが早い服装が理想的です。

グローブは5本指を指先までカバーするフルグローブがおすすめです。フックが手に刺さることを防止するため、万が一落水した場合にフジツボなどの貝類で手を切らないために全て覆われていると安心できます。

秋から春の磯ヒラ装備

秋から春の気温、水温が低い時期は、アウターとしてゴアテックスの上下を着用しています。インナーは比較的寒くない時期は春から秋の格好をそのまま使用していますが、寒い時期はトップスは長袖のヒートテックに薄手のフリース、もしくはヒートテックの2枚重ね、ボトムスはヒートテックのレギンスを着用しています。

グローブはやはり5本指を指先までカバーするフルグローブがおすすめです。怪我の防止の他に寒さ対策になるネオプレン素材がおすすめです。

今回ご紹介したのは僕が実際に使用している磯ヒラ装備です。皆さんが安全第一でヒラスズキ釣りを楽しむために参考になりましたら幸いです。

タックルヒラスズキ
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