釣行データ
- 2025年2月17日
- 晴れ、中潮
- 気温: 10度
- 風速: 西3m
- 波高: 0.8m
- 水温: 16度
ヒットルアー
先月に続きヒットルアーはメガバスのCookai SLIM (クーカイスリム) 120。
細身のシルエットがこの時期のマイクロベイトに、また潮位とレンジが釣行タイミングにあっていると考えられる。
最近はヒラスズキもアオリイカも根魚も釣れない厳寒期らしい厳しい釣りが続いている。
肝心のベイトは残念ながら目視することは出来ないが、ナミノハナがフックに引っかかる程度には居るようだ。
ベイトが居ないことには魚が寄って来ない。ナミノハナとはいえ居ないよりはマシだ。
ここ1週間ほど寒さが和らぎ暖かい日が続いている。気温の上昇と共に、ヒラスズキの活性も上向きであることを期待する。
磯に降りたタイミングはまだ暗い時間だったことと、冷凍庫のアオリイカのストックが少なくなって来たことからエギングからスタート。
今年に入ってからアオリイカの姿をまだ一度も見ていない。
案の定反応がない。ルアーをジグヘッドに変更してメバルやカサゴを狙ってみるがこちらも反応がない。
ヒラスズキの時間にはまだ早いと思いつつも、退屈に耐えかねロッドを持ち変えることにした。
とはいえ、年明けからの産卵時期のヒラスズキ釣りでは、いずれも暗い時間にヒットが得られている。産卵後の疲労で警戒心が強くなっているのだろうか。
満月後の中潮で海面は明るく照らされている。
狭い範囲ではあるものの、高低差がほとんどないサラシが常に広がっているのが確認できる。ヒラスズキ釣りには最高の状態。
TKLM90と迷ったが、パイロットルアーはメガバスのCookai SLIM 120をチョイス。サラシの濃さと先月の験を担いだ。
準備が出来たところで月に雲が被り辺りが暗くなった。
ルアーを見切られにくくちょうど良いか。
暗い時間ということもあり、根掛かりリスク等、キャストコントロールが難しい磯際を攻めることは避ける。
サラシの際の少し先を目掛けて一投目をキャスト。
着水後はノーマルリトリーブでダイブさせ、サラシの際でデッドスローでステイさせる。
すると一投目からグンっと明確なアタリが来た。
軽く追い合わせを入れたあとロッドを寝かせつつ寄せる。
一度エラ洗いをしたがサイズが小さいのかほとんど抵抗を感じることなく寄ってきた。
セットに合わせてずり上げ。
外掛かりではあるがフックが内側まで貫通している。これならそうそうバレることはない。

前回と同じく60cm程とオスとしては最大サイズのヒラスズキ。サイズの割に引きが弱いのは産卵行動の疲労からか。
白子が漏れ出ているのも前回と同様。

産卵期の難しいシーズンではあるがその分釣れると嬉しいこの時期のヒラスズキ。
Cookai SLIM 120は細身のシルエットでローリング主体の弱々しいアクションでマイクロベイトパターンのヒラスズキに対応する。
小さいリップながらサラシの中でのステイ性能が高くこの時期のパイロットルアーとしての適性が高い。
デフォルトフックでは尻下がりのCookai SLIM 120がドリフトし易いようにフロントフックのみ1サイズ大きい5番フックに変更している。
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