【伊豆半島 地磯 ヒラスズキ】ブローウィン125F-Slimでヒラスズキ (2021年9月24日)

ヒラスズキ
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釣行データ

  • 2021年9月24日
  • 晴れ、中潮
  • 気温: 23度
  • 風速: 北北東2.9m
  • 波高: 0.6m

ヒットルアー

ヒットルアーはBlueBlue(ブルーブルー)のブローウィン125F-Slim。ブローウィンでは初めてのヒラスズキとなった。BlueBlueという名前もお気に入り。

前夜の風速10m超えの爆風はどこへやら、今朝はほぼ無風、ベタ凪の海。前夜の風の影響でサラシが広がっていることを想像していたが期待は大きく裏切られた。

そんな海況なので、もしヒラスズキがダメなら移動してアカハタを狙おうなどと安易に考えていた。

東の空に薄日が射し始める朝マズメ。ブローウィン125F-Slimをパイロットルアーに選んだ。カラーはド派手なピンクチャートクリア。これで釣れたら気持ちいいだろうな。やはりルアー釣りはルアーらしいリアルではない形状やカラーリングで釣れるとより楽しく感じるし、それこそがルアー釣りの醍醐味であると思う。

幸いポイントは貸し切りなのでじっくり攻めることが可能。往路はブローウィン125F-Slimで、復路はフォローベイトとして、よりサイズが小さいカゲロウ100Fを投げることにして、近場から順に打って行くことにする。

最初のポイントはやや水深がある場所。レンジが合うのだろうか、これまでもサスケで多くのヒラスズキを釣っている自分の中での実績ポイント。

今月はこれまで3回ここでブローウィン125F-Slimを投げているが、残念ながら一度もアタリはない。しかし小さなリップが付いたブローウィン125F-Slimはサスケ同様に丁度良いレンジを引いて来れるのではないかと考えている。

沖のサラシが出来ているポイントを目掛けてキャスト。ブローウィン125F-Slimはスリムなボディーの恩恵か、評判通りによく飛ぶ。

流れに乗せて漂う様に足元まで引いて来ること5投ほど。少しずつ着水点、立ち位置に変化を持たせるが反応は得られなかった。

少し移動して先日カゲロウ100Fでヒラスズキを釣った今日の本命ポイントへ。一度ヒラスズキが釣れた場所ではまたヒラスズキが釣れる可能性が高い。しかも前回からそれほど日が経っていないから好条件の場所なんだろうと予測がつく。

このポイントはスーパーシャローと言って良いほどの浅瀬。テーブル状に広がった岩場に沖からの波が這い上がり、這い上がった波がテーブルの端から勢いよく流れ落ちる。その流れ込みの水流には翻弄されたベイトが溜まっているはずで、そのベイトを食べるために際に付いたヒラスズキ狙おうという考えだ。

サラシが広がったタイミングで、テーブルの際の先端の少し先にルアーをキャスト。しかし水流に負けたルアーが流されて、ルアーを通したいコースからやや逸れてしまった。

同じポイントに再度キャスト。2発ほどジャークを入れると同時にコースを調整。今度はうまくコースに乗せられた。

流れが強いポイントでは、リップレスよりもブローウィン125F-Slimのようなリップが付いているタイプの方が水噛みがよく、意図したコースを引きやすい。今回のようなポイントではリップレスミノーでは流されてしまいがちだ。

シャロー帯を引いているのでリトリーブ中に時折コツっとリップが岩を叩く。潜り過ぎないよう表層を漂うようにスローリトリーブを心がける。

ブローウィン125F-Slimにヒラスズキがヒット

本命ポイントの沈み岩の横、水流でバランスを崩した瞬間にグンッとティップが入る、と同時にグリップまで衝撃が伝わって来た。反射的に合わせるとジーッと鳴り止まないドラグ音に心が躍る。

ドラグ音と共に『グンッグンッ』とヘッドシェイクがティップからベリーまでを叩く感触が心地よい。ヒラスズキとのファイトで最高の瞬間だ。

20mほど先で激しいエラ洗いを見せるがバレない。

春からヒラスズキ釣りではGクラフトのウネリスペシャルを使用している。キャスト時はパリッと張りがありピンポイントにキャストが決まるのに、ヒラスズキを掛けると柔軟さを発揮しバラしが少ない。初心者からベテランまで自信を持っておすすめ出来るヒラスズキロッド。

ただでさえ力強いヒラスズキが、強い水流を得て更にそのパワーがブーストされる。こちらも負けじとパワーファイト。寄せ波のタイミングでラインを巻き取り、セットの力を借りてずり上げランディング成功。

ブローウィン125F-Slimをハーモニカ食いしていた。これだけしっかりフッキングしていればそうそうバレることはない。フックがかんぬきにしっかり刺さっており、プライヤーを使ってもなかなかフックが外せず苦労したほどだった。こんな時は自分が怪我をしないためにもフィッシュグリップと長めのプライヤーがあると心強い。

そしてベタ凪だろうがベイトが入っている(ベイトはそれほど入っていないが…)朝マズメであればヒラスズキは釣れる。強い流れがあるポイントを探すことが重要だと再認識した。

今回のヒラスズキは久々に神経締めまでして持ち帰ったのだが、捌いてみると身に寄生虫のクドアが見られたので食べられなかった。釣った時点で外観から判別出来れば良いのにとつくづく思う。

タックルデータ

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