ダイワのステンボーンプライヤーのインプレです。長く使えるプライヤーだと自信を持っておすすめ出来るアイテムです。参考になれば幸いです。
フィッシングプライヤーの役割
フィッシングプライヤーは、ルアーフィッシングに欠かせないアイテムですが、耐久性に課題があり、釣り具の中でも特に買い替え頻度が高い商品ではないでしょうか。
僕は過去一年間で4つのプライヤーを購入しています。買い替えの理由はラインが切れなくなった、カシメが緩み噛み合わせが悪くなったためです。
プライヤーは消耗品だと割り切って性能が悪くなれば買い替えれば良いと考えていました。ステンボーンプライヤーに出会って考えを改めました。
本記事執筆時点で、ステンボーンプライヤーを使い始めて3ヶ月ほど、週に3-4回釣りに行っていますが、非常に耐久性が高く、長い付き合いが出来るプライヤーだと実感しています。
僕がフィッシングプライヤーに求める役割は以下の3つです。
- 魚からフックを外す
- スプリットリングの開閉
- ラインのカット
魚からフックを外す
フックを外すのはどのプライヤーを使おうが大きな性能差は出ないものと思いますが、プライヤーの長さに余裕があることは、フックが誤って手に刺さることを防ぐための安全性のマージンに繋がると考えています。
僕が使っているステンボーンプライヤーにはノーマルサイズの160サイズと少し長めの190サイズの2つのサイズがありますが、僕が使っているのは190サイズです。ヒラスズキがルアーを呑んでしまった時など、プライヤーが少しでも長い方が安全にフックが外せることを考慮しての選択です。
スプリットリングの開閉
スプリットリングの開閉はカタログスペックでは#3から#8まで対応しているようです。今のところ#3から#6までしか使用していませんが良好です。
以前Umibouzuのプライヤーを使っている時に#7以上のリングの開閉時にプライヤーがリングに力負けしてしまい、噛み合わせが緩くなってしまう経験をしているので、それ以降、#7以上のリングはシマノのパワープライヤーを使っています。
ラインのカット
僕がプライヤーを買い替える際の最も大きな理由は、PEラインがスパッと切れるか否かでした。Umibouzuが使用開始後一年ほどで切れなくなり、その後に買ったドレスは数日で切れなくなりなりました。
またUmibouzuを買おうかと考えていたところ、数年経過してもPEがスパッと切れるというステンボーンプライヤーのレビューを見て購入を決めました。
実際に使ってみると、考えていた「スパッと切れる」という機能は当初は期待したものではありませんでした。でも大丈夫です。ちゃんと切れます。
当初は軽い力でスパッと切れることを予想していたのですが、それでは上手く切れないようです。
ラインを快適に切る方法は、ラインカッターにPEを挟み、グッと力を入れて握り込むとスパッと切れます。
とは言え他の商品と比較すれば切れ味は長く続いており劣化も感じられません。ステンレスの削り出して製造されていることからも、評判どおり数年単位で付き合えるプライヤーと言えそうです。
難点を挙げるならば錆び易さです。釣行後に水洗いをしてタオルで拭き上げていますが、側面のザラザラした表面は下の写真のとおりかなり錆びます。なぜわざわざ部分的にザラザラした表面にしているのかわかりません。
表面的な錆びであって基本性能を損なうものではありませんが、美観という点では気になる人もいるかと思います。
ステンボーンプライヤーに合わせるプライヤーホルダー
長めのプライヤーということで、フィットするプライヤーホルダーをあれこれ検討した結果選んだのはパズデザインのロングタイプ。サイズ感はピッタリでおすすめです。
プライヤーを固定するためのベルクロが上部が開く仕様なので、取り出しも収納も引っかかることなくよく考えられているなと思います。
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