結論から言ってしまえばなんでも良いです。
ただし、あるシーズンを除いては…という注意書きが付きます。
カラーにこだわらないシーズン
まずどんなカラーでも良いシーズンは、カタクチイワシなどの10cm前後のベイトがメインのベイトとなるシーズンです。伊豆では主に3月以降の春のシーズンが該当します。
このシーズンはヒラスズキがよく釣れることから「春爆」と言われ、他のシーズンと比べてヒラスズキの警戒心が下がり、経験的にもヒラスズキが釣り易いシーズンです。
ルアーのカラーにはこだわりませんが、ルアーのサイズはベイトサイズに合わせて、ヒラスズキ用のルアーでは定番サイズの12cm程度のルアーを多用します。
例を挙げるとアイマ サスケ120裂波、メガバス X-80マグナムなどです。
冒頭でカラーはなんでも良いと言いましたが、そう言ってしまうと元も子もないので、個人的によく使うカラーを挙げます。
おすすめカラー
レッドヘッドとコットンキャンディーです。
レッドヘッドは、朝マズメに釣りに行くことが多いので、光量が弱い時間の定番カラーを選んでいます。
コットンキャンディーは、僕のヒラスズキ釣りは、長くても1時間程度の短時間釣行が多いので、ランガンをすることがほぼ無く、1箇所で粘ることが多いので見切られ防止にコットンキャンディーを好んで使うようになりました。
好んで使うカラーを挙げましたが、同じルアーで安く販売されていればそちらを買います。例えばサスケ120裂波のレッドヘッドホロが好みではありますが、ボラが安ければそちらを買います。このシーズンのカラー選択はその程度のこだわりです。
逆に好んで使わないのはパール系のカラーです。澄み潮で釣りをすることが多い自分の場合、パール系のカラーは目立ち過ぎて白々しく見切られてしまうと感じてしまうのが理由です。
カラーにこだわるシーズン
カラーにこだわるシーズンは秋から冬にかけてのマイクロベイトのシーズンです。
おすすめカラー
この時期はかなり厳密に使うカラーの選択をします。
カラーはクリアベースのカラー、もしくはレッドヘッドです、ついでにサイズは10cm前後のミノーを多用します。
具体的なルアーとカラーを挙げると、カゲロウ100Fのナミノハナ、レッドヘッド、パープルネオンイワシ、サスケ120裂波のレッドヘッドホロ、X80マグナムのチャートバックイワシやヒラメピンクイワシです。
これはこのシーズンのベイトであるマイクロベイト、キビナゴを捕食するヒラスズキに合わせるためです。
カゲロウ100Fのナミノハナは本当によく釣れるおすすめカラーです。ランカーヒラスズキもこのカラーで釣っています。老獪なランカーヒラスズキの目も誤魔化せる頼りになるカラーです。
このシーズンのヒラスズキは産卵を控えた個体も多く存在するため、警戒心が高まって居ることも考えられ、実際のベイトに近いルアーとカラーを使用することでヒットに繋げられると考えています。
クリアベースのカラーはシルエットをぼんやりさせ易く、レッドヘッドは実際のサイズよりもヘッド分小さく見せることでキビナゴのサイズに合わせています。
マイクロベイトのシーズンは水温が低くヒラスズキの動きは鈍くなり、捕食のための行動範囲が狭まります。
つまり我々が動かしているルアーをヒラスズキはじっと冷静に見ているわけです。
冬の澄み潮で、尚且つヒラスズキがあの大きな目でルアーを見る時間が長くなれば、簡単に見切られることが想像出来ます。そうならないためにはより違和感のないカラー選択が必要になります。
以上のような考えに至った背景は、散々ルアー通してヒラスズキの反応が得られなかったにも関わらず、ストラクチャーのギリギリを通したらヒットした、なんてことを多々経験しているからです。狭いヒラスズキの捕食範囲に、マッチザベイトのカラーを通すことでヒラスズキに食わせることが出来ます。
カラー選択と同程度にタイトに攻めることが重要になると考えています。
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