ボガグリップのインプレ – おすすめフィッシュグリップ

タックル
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2021年の春からヒラスズキ釣り、青物釣りに愛用しているボガグリップのインプレをご紹介します。

僕自身、購入に至るまでいくつか悩むところがありましたので、ボガグリップの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

ちなみに、僕が使用しているのはボガグリップの30lbのタイプになります。

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フィッシュグリップの必要性

磯で釣りをするようになってから一年と少し経ちますが、最近になるまでフィッシュグリップの必要性を感じることがありませんでした。この春になって漸く必要性に駆られた結果、慌てて購入するに至りました。

使い始めてからは、フィッシュグリップを持たずに釣り場に立つことは考えにくくなりました。それぐらい便利なアイテムです。

魚からフックを安全に外すため

必要性に駆られた1番の理由は、釣り上げた魚から安全にフックを外すためです。

僕自身、この冬からヒラスズキをよく釣るようになり、フックを外す際、ヒラスズキが暴れたり、ルアーを深く飲み込まれた場合など、フックを外すのに手こずる場面が多くありました。

ルアーを丸呑みしたヒラスズキ

フックが誤って手に刺さったり(幸い今のところ経験ありません)、フックを外すのに時間がかかり時合を逃すなんてことが考えられます。

3フック全てがフックアップ

上の写真では3本のフック全てがヒラスズキにフックアップしています。この時フィッシュグリップを持っておらず、フックを外そうにも暴れるヒラスズキにおっかなびっくりで、一つフックを外したと思ったら、別のフックがまたフックアップし直したりと、全てのフックを外すのに時間を要してしまいました。

この時既に2匹目のヒラスズキを釣り上げており、状況からは3匹目が狙えそうな雰囲気が十分にあるのに、フックを外すのに手間取った結果時合を逃す、なんて思いは誰しもしたくないですよね。

これを機にフィッシュグリップの購入を決心しました。

その他には歯が鋭い魚を掴む際にはもちろん有用です。僕はまだサワラや真鯛を釣ったことがないのでこのメリットはまだ享受していません。

魚を確実にホールド出来る

これは使い始めてから気づいたメリットですが、釣った魚の口を挟むことでガッチリホールドした後は、どれだけ魚が暴れようが外れる心配はありません。

フィッシュグリップとしては当たり前の性能で今更感もありますが、ヒラスズキの場合、海が荒れていることもあり、ヒラスズキをキャッチした後、より安全な場所へ移動することがあります。そのような時、ガッチリ魚をホールドして離さないボガグリップなら移動する時も安心です。

ランカーヒラスズキを釣った時には、釣った場所から撮影する場所への移動にボガグリップを使用しましたが、その堅牢製を実感できました。

ヒラスズキはバレやすい魚で、釣り上げたはいいものの、フックアウトしてしまい、足元の岩に落ちることがよくあります。そのような時でもボガグリップで口を挟み無事ランディングなんてこともよく経験しています。

また、ヒラスズキほど大きく、力が強い魚が暴れた時、回転しないフィッシュグリップの場合に、魚の顎や釣り人の腕にかかる負担の大きさが想像できます。

しかし、ボガグリップはグリップから挟むパーツにかけて360度回転します。このことにより、どれだけ魚が暴れても回転が力を逃してくれるので釣り人の腕にも魚の口にも大きな負荷がかかるのを避けられます。この点は他のフィッシュグリップには無いボガグリップならではの機能です。

この機能のデメリットとしては釣り上げた魚の写真を撮る際に、回転するが故に角度を固定しにくいことぐらいです。

ボガグリップのサイズ選択 – 30lbか15lbか

僕は地磯の釣りがメイン(ごくたまに堤防)となっており、対象魚はヒラスズキ、根魚、大型青物です。

ボガグリップの購入を検討しているこの記事の対象者も似たような環境ではないでしょうか。そのような状況において、サイズ選択での悩みはおそらく、「15lbを買うか30lbを買うか」ではないでしょうか。僕もそうでした。

結論としては、サイズは30lb、予算が許すなら30lbスペシャルを購入するのがおすすめです。

15lbと30lbで悩む理由としては、大きさと重さ、計測上限であると思います。

ボガグリップのスペック

  • 全長: 30lbは265mm、15lbは230mm
  • 重量: 30lbは454g、15lbは280g
  • 計測上限: 30lbは13.5kg、15lbは6.75kg
全長

全長に関しては、3cmほどの違いなので悩まないと思います。

重量

多くは重量で悩む場合が多いと思います。私もそうでした。

重さ比較でよく例えられるのは、30lbが500mlのペットボトル、15lbが280mlのペットボトルです。これを見るとそこそこの重量を感じますが、実際に所持してみると大して負担は感じません。

重量の負担は、釣行時にどこに着用するかにもよると思いますが、僕の場合はライジャケの背中側の首元のD管にぶら下げています。

ライジャケの仕様にもよりますが、今のところここがベストです。

当初は腰ベルト付近のD管に下げていましたが、歩行の際に太腿を直撃するのでおすすめしません。

計測上限

通うポイントの大物の上限に関わってきますが、僕が通う磯では、多くはないもののヒラスズキのランカーサイズが釣れる、ヒラマサやブリが釣れる環境であるため、6.75kgでは計測出来ない可能性があります。もしそんな大物を釣ったならちゃんと計測したいと思います。

参考までに81cmのランカーヒラスズキが13.5ポンド(約6.1kg)でした。もう少しサイズアップすると15ポンドでは不足しますね。

ボガグリップサイズ選択の結論

以上のことから僕は30lbの選択になりましたし、同じような環境で釣りをする場合におすすめできるのが30lb、予算が許すなら30lbスペシャルをおすすめします。オフショアや怪魚釣りでもない限り60lbは必要ないでしょう。

30lbと30lbスペシャルの違いは挟むパーツの大きさの違いになります。大きい方が掴みやすい印象はありますが、地磯などのショアの釣りであれば30lbのサイズで必要充分です。

他のフィッシュグリップの選択肢

僕がボガグリップを買う際、ボガグリップ以外に候補に挙げたのが、オーシャングリップです。

ボガグリップを選んだ理由は耐久性です。一度買えばおそらく一生使えるぐらいの堅牢性を誇ります。

オールステンレスで出来ており釣行後は水洗いしてタオルで拭き取り自然乾燥させるだけ。今後もし不具合が起これば自分で分解してメンテナンスも出来ます。

オーシャングリップの一番の魅力は軽さでしたが、耐久性に不安があったこと、ボガグリップとの性能比較から大幅な割高感を感じたことから選びませんでした。

そしてボガグリップを使い始めた結果、ボガグリップの重量は気になるものではありませんでした。それ以上に釣った魚をグリップする安心感が得られますし、ボガグリップとセットで魚を撮影するととても絵になりますよ。映えます!

ボガグリップおすすめします。

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