真夏の磯ヒラを攻略する
先週に引き続き、またしても真夏に磯でヒラスズキが釣れた。ヒラスズキ釣りが成立するには気温も水温もかなり高い水準にある。伊豆の磯では通常はオフシーズンと言われる季節。一体どうしたのか。
ヒットルアー
ヒットルアーは先週に引き続きタックルハウスのK2F142のパールレインボー。
釣行データ
- 2022年8月11日
- 晴れ、大潮
- 気温: 28度
- 風速: 南西3m
- 波高: 1m
- 水温: 27度
世間は夏休みに入り、しかも今日は大潮。磯の混雑は必至だろうと予想される。入る場所がなければ帰って寝直そうと考えていた。
しかし意外なことに磯に着いてみると自分しかいない。ターゲットは大型青物とヒラスズキだが、今は連日の猛暑に悩まされる8月真っ只中で、実質ヒラスズキはオフシーズン。
先週こそ運良く季節外れのランカーヒラスズキが釣れたが、そんなにポンポンと釣れるほど甘いターゲットではない。無難に青物の実績ポイントでスタートすることにした。
まだ日の出前の暗い時間のため、パイロットルアーはK2F142のパールカラーをチョイス。先週ランカーヒラスズキを釣ったルアーだが青物にも有効なルアーのため最近は暗い時間のパイロットルアーとして好んで使っている。
暗いながらも良さげなサラシが出来ているのが確認出来るので、サラシの切れ目の先にキャストしてサラシ周りを中心に誘いをかけることにする。
スピードに勝る青物と言えど月明かりの下ではファーストリトリーブには上手くバイト出来ないと考えスローリトリーブを心がける。
広範囲に広がるサラシに点在する実績ポイントにキャストするが青物の反応はない。
磯の付近には青物が寄っていないのかも知れないと考え、少しポイントを移動して先週ヒラスズキを釣ったポイントに入る。
こちらでもサラシが広がり雰囲気は抜群。しかし先週ランカーがヒットしたポイントを数回通してみたが魚からの反応は得られない。
少し光量が増して来たので、再度最初のポイントへ移動。潮の動きも満潮からの下潮が効き始めるいい時間帯に入る。
先ほど反応がなかったサラシは狙わず、流れが効いたポイントを攻めることにした。足元から沖へと続く流れの筋の終わる少し先へキャストしてスローリトリーブで誘う。足元まで引いてきたところでガツンとアタリが来た。
下へと潜る様子から青物だと思ったが、ロッドを立てるとすぐに浮上してエラ洗いを見せる。先週に引き続きまたしても季節外れのヒラスズキだ。
先週よりもサイズは小さいがその分よく走って楽しませてくれる。
ロッドを立てて引きに耐えると「グンッ、グンッ」とヒラスズキ特有の引きが心地よい。
大潮のウネリに乗せてランディング成功。
70cm前後の元気なヒラスズキ。このぐらいのサイズが重さと走りのバランスが良く最もファイトが楽しい。
ヒラスズキを狙うにはやや大きめのミノーと言えるK2F142。The磯ルアーで釣るThe磯魚は気分最高。
2週に渡り季節外れのヒラスズキが釣れた。どちらの釣行もやや荒れ気味で波が高く、今年はベイトも豊富。好条件が揃えば夏でもヒラスズキが接岸することがあるようだ。
夏のヒラスズキの攻略が少しながら見えて来たので、この夏は青物だけでなく積極的にヒラスズキも狙っていきたい。
タックルデータ
コメント