サスケ120裂波のインプレ – ヒラスズキ一軍ルアー

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ヒラスズキのおすすめの定番ルアーであり永遠の一軍ルアー、サスケ120裂波のインプレです。

本記事ではヒラスズキ釣りにおけるサスケ120裂波の使い方を、効果的なシチュエーションやアクション、おすすめのカラーやタックルを含めてお伝えします。

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サスケはヒラスズキの定番ルアー

サスケ120裂波は言わずと知れたヒラスズキの定番ルアー。ヒラスズキを釣りたいという相談を受けることがありますが、まずこのルアーをおすすめしています。

磯で使う場合は特に足場高い場所を除けば、大体どのような場所でもパイロットルアーとして機能する本当によく出来た名作ルアーです。

最近は少し出番が減ってはいるものの、ヒラスズキ釣りに行く時はほぼ僕のルアーケースに一つは入っている一軍ルアーです。

僕が初めてのヒラスズキを釣ったのもサスケ120裂波でした。2021年9月現在で今年は計17匹のヒラスズキを釣っていますが、ザックリその内の4割はサスケ120裂波で釣ったものだと思います。残り4割程度がカゲロウ100F、2割程度がその他のルアーによるものです。

サスケの名誉のために出番が減っている理由を伝えておくと、サスケではこれまでもたくさんのヒラスズキを釣っているので、ある意味サスケでは釣れて当たり前。それならば他のルアーで釣りたいという欲求があるためです。

ちなみに、サスケ140裂波はほとんど使いません。レンジが合わないのかヒットすることが120より少ないためです。

サスケ120裂波のスペック

今更ではありますが、はじめにサスケ120裂波のスペックをアイマのウェブサイトより。

  • 全長: 120mm
  • 重量: 17g
  • タイプ: フローティング
  • アクション: ウォブンロール
  • 潜航深度: 70-90cm
  • フック: #6 * 3

#6のフックサイズが心許ないと思われるかも知れませんが、今のところフックの変形はあっても伸びてバレたことはありません。ランディング後に暴れてフックが飛んだことはあります。

何よりフックが3つあるのはバレやすいヒラスズキ釣りにおいてはバラし防止にとても有効です。一度ヒラスズキを釣り上げると概ねフックは変形してしまうので変形がひどい場合は交換するのがおすすめです。

サスケ120裂波の特徴

サイズ

いわゆるヒラスズキで使用する標準的なサイズの120mmです。サラシが普通にある場合や、朝マズメの光量が少ない時間帯は、このサイズから投げ始めるのがベストと考えています。

飛距離

重心移動方式を採用し、ヒラスズキに使用するミノーとしては十分な飛距離を誇ります。

サスケ120裂波の設計自体が少し古いので、強風下での飛距離は最新のかっ飛び系のミノーには劣りますが、磯ヒラでのメインの射程距離を40mまでと考えると、ほとんど困ることはありません。

稀にサラシが沖まで広がっていてどうしても切れ目に届かないことがありますが、その場合は別のルアーを使うか、表層のサラシの切れ目ではなく、サラシの底面を攻めるなど、攻め方を変えることをおすすめします。

アクション

一般的なウォブンロールなのでサラシの中で程よくアピール出来ます。ベタ凪ではそのサイズと相まって、ややわざとらしいアクションになってしまう場合があることを理解する必要があります。

リトリーブ中の引き抵抗をロッドを伝って感じやすいので、ヒラスズキが好む流れの変化なども感知し易いです。加えてルアーの所在地が比較的把握し易く、サラシの中で今自分が何をしているのか分からない、というようなことが起きにくいルアーです。

リップレスミノーではありますが、磯の強い流れの中でも比較的破綻せずアクションをさせ易いルアーに分類されます。

サスケ120裂波の使い方

パイロットルアーとしてのサスケ

磯に着いて程よいサラシがあれば、パイロットルアーとして最初にサスケ120裂波を選択することをおすすめします。

サスケ120裂波のレンジは、スペック上では90cmまでとなっています。サラシの中ではもう少し浮くと思いますが、ちょうどサラシの底辺を行ったり来たりさせられ、サラシの中を見え隠れする、ヒラスズキを誘うのにベストなレンジでアクションさせらると考えています。

サラシがない凪の場合は、朝マズメの光量が少ない場合を除き、サスケ120裂波では見切られる可能性が高いので、より小型のカゲロウ100Fを選択することが多くなっています。こちらもヒラスズキにおすすめの一軍ルアーです。

スローリトリーブを基本とする

サスケ120裂波をキャストしたら、出来る限りのスローリトリーブを心掛けます。

僕の通常の使用例を紹介すると、サラシの先を目掛けてキャストし、サミングを使用して着水後の糸フケを極力防ぐようにします。

着水後は軽くジャークをさせてルアーの中のオモリを前方に戻した後にスローリトリーブを開始します。

この時ルアーが動くギリギリぐらいのゆっくりの速度でリトリーブをします。この理由はヒラスズキはとても捕食が下手だからです。捕食場所がサラシの中なのである程度仕方ないのですが、ミスバイトが多いのがヒラスズキの特徴でもあります。

では捕食が下手なヒラスズキにより確実にルアーを食わせるにはどうするか、その答えがスローリトリーブです。

これはサスケ120裂波に限らず、ほとんど全てのルアーで心掛けています。

潮流に漂わせる

ヒラスズキが潜むポイントではサスケ120裂波を潮流に漂わせるのが効果的です。

漂わせるポイントの例としては、沈み岩や磯際などのストラクチャー、強く流れているポイントなどが挙げられます。これらのポイントに共通するのはベイトが溜まり易いことに加え、ヒラスズキが身を隠し易い場所でもあるということです。

そのような場所で引き波に漂うようにサスケ120裂波をステイさせていると下からガバッとヒラスズキが襲って来ることが多いです。足元で出てくる時はすぐ目の前でのバイトになるのでとてもスリリングです。

ステイさせる時の注意点としては適量のラインスラックを持たせることです。ラインスラックが少ないと、ルアーが引き波を割ってしまうし、ラインスラックが多いと磯際にラインが引っかかってしまうことがあります。

サスケ120裂波のおすすめカラー

実はヒラスズキ釣りにおいて、特定のカラーがすごく効くという考えを僕は持っていません。しかしそんなことを言ってしまっては元も子もないので、自分の中での実績が高いカラーを挙げると、レッドヘッドとコットンキャンディーです。

レッドヘッドはシルエットを小さく見せることで見切られにくく、コットンキャンディーは複数の配色で見切られにくい。どちらも魚の中では視力が高いと思われるヒラスズキに見切られないようにするためのカラー選定です。

特にレッドヘッドでは多くのヒラスズキを釣っています。朝マズメなどの暗い時間帯の定番カラーではありますが、この定説は信憑性があるのかも知れません。

まとめ

僕も今でも今日はどうしてもヒラスズキを釣りたい、という時はサスケ120裂波を使うことが多いです。

サスケ120裂波は、標準的サイズに十分な飛距離、ヒラスズキにドンピシャなレンジと、ヒラスズキ釣りをする人万人におすすめ出来る、ヒラスズキの最強ルアーであり一軍ルアーです。ルアーケースに一つは入れておくことをおすすめします。

サスケ120裂波での釣果

初めて釣ったヒラスズキ。カラーはコットンキャンディー
ヒラスズキだけでなく尺メバルも釣れる。
レッドヘッドに出た良型ヒラスズキ。
メジナも釣れる。
レッドヘッドに出た綺麗な魚体のヒラスズキ。

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