釣行データ
- 2021年4月19日
- 晴れ、小潮
- 気温: 11度
- 風速: 西4.6m
- 水温: 17度
- 透明度: 15m
前日は暴風雨
日曜日の土砂降りの雨と暴風の影響で多くのヒラスズキのポイントが底荒れしていそうな朝マズメ。少しでも影響が少ないであろうポイントを3箇所ほど回る予定で出発。
最初のポイントに行く前に2番目に入る予定のポイントをチラ見。駐車場に車が2台停まっていてどちらも釣り人のよう。これでは今日回れるのは2箇所かな。
1箇所目のポイントに到着するとこちらも車が1台。運良く別のポイントに入ってくれるようでホッと一息。
まだ薄暗い時間ですがサラシの様子は荒れ過ぎないまでもしっかりサラシがある自分にとっては良い海況。
ヒラスズキのポイントは大きく分けて3箇所
ここのヒラスズキポイントは大きく分けて3箇所。
1番目のポイントは少し水深がある大きめのスリットになっていてベイトやヒラスズキが溜まりやすく1番の実績ポイント。
2番目のポイントは遠投をして沖の払い出しを攻めるか、手前の沈み岩の付近を攻める。
3番目のポイントは沖の払い出し、もしくは手前のブレイクを攻める。
1番目のポイント
まだ少し薄暗い中、いつも通り1番実績があるスリットの手前に立ち、パイロットルアーのサスケ 120 裂波をキャスト。
サラシの先の沖までキャストした後デッドスローでリトリーブ。反応がないので立ち位置を少し変えつつ数投キャスト。
ここでは足元まで水深があるためピックアップ寸前に出てくることもあるため、油断せずしっかりと足元まで引いて来ます。「出るか、出るか」と緊張感を保ちながら引いて来ますがヒラスズキは出ない。
磯際にイワシが打ち上がっているのでヒラスズキが居ないはずはないと思うのですが食って来ません。
10投ほどしたところで諦めて2番目のポイントへ。
2番目のポイント
沖に出来ている払い出しの先を目掛けてフルキャスト。このポイントは全体的に水深が浅いのでルアーサイズを落とすためルアーはカゲロウ100Fにチェンジしています。
沖では食ってこないし、手前の沈み岩の付近を通しても食ってこない。渋いなー。
サラシが広がったタイミングで、手前の沈み岩の向こうへキャストして沈み岩に差し掛かった辺りでジャークを一発入れると「ドンッ」と強いアタリ。
ギュンギュンギュンッとドラグを鳴らしながら走るヒラスズキ。
2度のエラ洗いをかわし、そろそろ弱って来たかなというところで足元まで引き寄せる。しかしタイミング悪く引き波で再び海中へ。
なかなか重量感があり抜き上げは出来ないのでランディング用の波待ちをするも、大きな波が来ない。
そうこうしているうちにフックアウトしてヒラスズキは海へ帰って行きました。残念。
3フックアイのサスケなら獲れたかな、もう少しドラグを緩めておけば良かったかな、思い切って強引にランディング出来たかな、と考えが頭の中をよぎりますが、後の祭り。
ヒラスズキゲームのおもしろさ
狙ったポイントで、狙ったアクションで、狙い通りに出てくれるのは、ヒラスズキ釣りのゲーム性を象徴するこの釣りの醍醐味であり、本質であり、最高に幸せな瞬間です。
一方、ランディング寸前のバラしはヒラスズキ釣りの最悪な瞬間です。
短時間に最高の瞬間と最悪な瞬間を味わえるヒラスズキ釣りは最高のゲームでやめられそうにありません。
この後ポイントを後にして大きく移動しましたが成果なく納竿としました。
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