2019年の秋に神奈川県から伊豆に移住して、主にロックショアでヒラスズキ、大型青物を狙っています。
2022年4月現在、DUOインターナショナルの製品モニターをさせていただいています。
元は根魚好き
僕にとって伊豆の釣りと言えば、尺メバルやアカハタを代表とする根魚のイメージが強く、古くは下田の堤防でメバルを、移住した当初は堤防で根魚を狙ってアカハタやカサゴを釣って楽しんでいました。
中でも当時の憧れの魚だったアカハタは、引きが強いのはもちろん、極彩色の見た目も美しく、また食べても美味しい魚で、当初はテキサスリグや直リグでアカハタが釣れる度に大喜びしていたものです。
ヒラスズキを釣りたい
釣り人というのは贅沢なもので、堤防で根魚を釣っているうちに段々と欲が出てきて、他の魚も釣りたくなってきました。
伊豆の中でも有名な磯が家から徒歩圏にあることもあり、釣りのフィールドを磯に、ヒラスズキを釣りたいと思うようになりました。
しかしヒラスズキは簡単には釣れません。初めてヒラスズキを狙った釣行で運良くヒットさせたものの足元でバラし、それ以降全く釣る機会に恵まれませんでした。
その代わりと言ってはなんですが、ヒラスズキを狙ってキャストしたサラシの中から尺メバルが釣れるという嬉しい誤算もありました。
随分前にメバル釣りをしていた頃、尺メバルを釣りたくて南伊豆に通っても通っても釣れなかったのに、狙っていない時に不意に釣れてしまうものなんだなぁと思いました。
今考えればヒラスズキが釣れなかったのは、ヒラスズキが釣れるポイントもシチュエーションも大して理解していなかったことが大きな原因でした。
青物釣りにハマる
そんな僕がある日突然青物釣りに取り憑かれました。それはいつもの磯で大型青物を釣り上げる幸運に恵まれたからです。
ガツンと来るアタリと共にドラグ音を鳴らしながら走る、その時の青物の強烈な引きは今でも鮮明に覚えています。
結局その時の青物は足元まで寄せることは出来たものの、経験不足と魚の重さから、ランディングまでもう少しというところでずり上げに失敗してしまい、根擦れでラインブレイクさせてしまいました。
しかし、直後に投げたメタルジグで見事初のイナダをキャッチするに至りました。群れが入っていたようで運が良かったのでしょう。
初めて大物と言えるサイズを釣りあげた喜びから、手の震えと動悸が止まらなかったことをよく覚えています。
身近な磯でこんなに大きな青物が釣れることに驚きを隠せませんでした。その時はまだまだ釣れそうな雰囲気でしたが、初めての青物との強烈なファイトに満足してしまい、その一匹を連れて磯を後にしました。とても気持ちが昂揚していたことを覚えています。
ヒラスズキを釣りたくて始めた磯釣りでしたが、すっかり青物のファイトに魅せられ、ヒラスズキが全然釣れないこともあり、その日からはひたすら青物を追いかける日々が始まりました。
その後はヒラマサやブリと呼べるサイズを釣りたくて、青物用のロッドを買い、使うルアーもメタルジグからヘビーシンキングペンシル、更にはダイビングペンシルへと広がって行きました。中でもダイビングペンシルはラピードF130でワラサを釣って以来、一番の戦力となっています。
エキサイティングなトップウォーターの青物釣りにハマり、今ではダイビングペンシルやポッパーばかり投げる日々を過ごすようになりました。
ヒラマサはヒラゴサイズを釣ることが出来ましたが、ヒラマサと言えるサイズを釣るのが今後の目標です。
ヒラスズキ再チャレンジ
2021年2月5日、磯釣りを始めた動機であったヒラスズキを漸く釣ることが叶いました。
ヒラスズキを釣ってみて、ヒラスズキゲームは青物に負けない楽しさがあることを知りました。
今ではシーズンによってヒラスズキ、青物を釣り分けて楽しんでいます。
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